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Linuxインストール時のgrubインストールのパターン集

Arch Linux

GRUB (GRand Unified Bootloader) は、Linux システムで広く使用されているブートローダーです。ブートローダーとは、コンピュータが起動する際にオペレーティングシステム（OS）をロードし、起動するためのプログラムです。GRUBはその重要な役割を果たしています。以下はGRUBの主な特徴です：

  1. マルチブート機能： GRUBはマルチブート機能をサポートしており、複数の異なるOS（例えばLinux, Windows, macOSなど）を同じマシンにインストールし、起動時に選択することができます。
  2. 設定の柔軟性： GRUBは設定ファイル（通常は /boot/grub/grub.cfg に位置しています）を介してカスタマイズすることが可能です。このファイルを編集することで、起動メニューのオプション、デフォルトのOS、タイムアウト期間、画面解像度などを変更できます。
  3. コマンドラインインターフェース： GRUBにはコマンドラインインターフェース（CLI）があり、起動時にキーボード入力により直接コマンドを実行できます。これはトラブルシューティングやシステムの修復に役立ちます。
  4. 異なるファイルシステムのサポート： GRUBは多数のファイルシステムをサポートしており、異なるOSが使用する様々なファイルシステムに対応できます。
  5. 起動情報の検出機能： GRUBは、インストールされているOSを自動的に検出し、それらを起動メニューに追加する機能を持っています。
  6. グラフィカルなメニュー： GRUBはテキストベースだけでなく、グラフィカルなメニューを提供することもできます。これにより、ユーザーはより直感的に起動オプションを選択できます。

GRUBはLinuxシステムの重要な部分であり、システムの起動と管理において中心的な役割を果たします。その柔軟な設定オプションとマルチブートサポートにより、多くのLinuxユーザーにとって重要なツールです。

BIOSブート

forceをつけてインストールする

pacman -S os-prober grub
grub-install --force --target=i386-pc --recheck /dev/sda
grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg

64bitUEFIブート

pacman -S grub dosfstools efibootmgr
grub-install --target=x86_64-efi --efi-directory=/boot --bootloader-id=grub --recheck
mkdir /boot/EFI/boot
cp /boot/EFI/grub/grubx64.efi  /boot/EFI/boot/bootx64.efi
grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg

32bitUEFIブート

pacman -S grub dosfstools efibootmgr
grub-install --target=i386-efi --efi-directory=/boot --bootloader-id=grub --recheck
mkdir /boot/EFI/boot
cp /boot/EFI/grub/grubia32.efi /boot/EFI/boot/bootia32.efi
grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg